丸分かり!霊芝(レイシ)辞典

歴史から効能、選び方までギュッと凝縮!

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中国での歴史

中国の歴史における霊芝

中国最古の薬書と言われる「神農本草経」に分類されているという話はしましたが、中国では2000年以上も昔から「万病を治す薬草」として霊芝を珍重してきた傾向があり、それは色々な古典の中にも見られます。
■ 中国古書「武帝記」
<宮中に霊芝が生えると、吉祥として皇帝が大赦を出して、酒や牛を人民に配り、華やかに祝いの宴を催した>
■ 漢方書「本草綱目」 (明の時代 李時珍著)
<久食軽身不老延年神仙>(久しく食すれば身を軽くして老いず、年を延ばして神仙ならしむ)

また、中国にて栄華を極めた秦の始皇帝は、福・禄・寿のうち長寿を我が物にできず、妙薬探しを命じ、探しあぐねた挙句に登場したのが「霊芝」というきのこだった・・・という話もあります。
その他にも、麒麟や龍などと共に、「天子が仁政治を行うとき天から降る」ものと言い伝えられていたほどで、珍しいだけでなく、吉兆のしるしとして人々から大いに尊ばれたとも言います。幸福を呼ぶキノコ、厄除けキノコとして、「幸茸」「福茸」「神芝」「吉祥茸」などという最高級の呼び方をされたり、他にも「瑞芝」「瑞祥」「神草」「玉来」「不死草」「麒麟」「竜」「鳳凰」「甘露」などといった無上の高貴な名称で扱われてきたりもしたようです。

歴史における霊芝の利用方法

霊芝の歴史自体は非常に長いですが、その利用方法は長い歴史の中で、そこまで変わっていません。元々漢方とは、様々な生薬を個人の体質や症状に応じて組み合わせて食するという療法であり、「神農本草経」を著した神農皇帝と言われる人は、あらゆるものを自らの口に入れて薬となるものの発見に努めたと言われています。つまり、そのまま、もしくは小さくして口に入れるという利用方法が一般的だったと考えられています。ただし、霊芝はそのまま食するにはあまり適さない質感をしていますので、粉末状態まで細かくして摂取する方法や、刻んだ霊芝を煎じる(水に入れて沸騰させて煮出す)方法の方が主流ではあったようです。多少苦味があるものなので、初めて飲む方は抵抗があるかもしれませんが、この苦味成分は薬効とも深く関わっているもので、後味の悪いものでもありません。すぐに慣れて大丈夫になるはずです。
この他にも、焼酎などお酒につけこんで「霊芝酒」を作るという方法、大きな薬効は期待できないものの飲みやすい「霊芝茶」、また粉末を錠剤の形にする、など様々な形で利用されてきたようです。また、摂取するだけでなく、霊芝を入れた「霊芝風呂」に入ることも、美容・健康に非常に良いと言われています。

 
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